弱視スクリーニング検査ができるようになりました。
網膜にきちんとピントが合っているかをみる検査です。
① 強度の遠視、乱視、近視がないか(網膜に像がきちんと結ばれる状態であるか)
② 不同視がないか(ピントの極端な左右差がないか)
を確認できます。
少し暗めのお部屋で、検査は数秒で終了します。
6か月以降のお子さんから検査ができます。
自費検査で、1,200円です。
検査結果は、印刷してお渡しします。
こどもの視力は日々成長しています。
赤ちゃんの頃はぼんやりとしか物がみえていませんが、外界から適切な視覚刺激を受けることによって、視力は発達し、7歳頃に両眼視が完成します。
外界からの視覚刺激が十分でなければ、視力は発達しません。
視覚刺激が妨げられる原因として眼瞼下垂や角膜混濁(目に光が入ってこない)、斜視(片方の目の位置がずれている)などがあります。これらは見て判断がつきやすいため、すぐに気づかれますが、屈折異常(網膜にきちんとピントが合わない状態)は分かりづらいことが多く、注意が必要です。
遠視や乱視により、網膜に鮮明な像が結ばれない状態がつづくと、十分な視覚刺激が得られず、視覚に関する脳の神経回路がつくられなくなります。
あるいは、片方の目だけ遠視や乱視が強い場合、ピントの合いやすい方の目だけを使うようになり、片方の視力の発達が妨げられることもあります。
屈折異常が判明した場合、できるだけ早期に眼鏡をかけて、両方の網膜にピントがあった状態をつくり、視力の発達を促す必要があります。
しかし、視力が発達段階にあるこども自身が、ものが見えていないという状態を自覚することはできません。
何か普段の様子で気になることがある場合はスクリーニング検査をおすすめします。
例えば・・・
① 何かものにぶつかりやすい
② 目の前の小さなものをつかみそこないやすい。
③ 近くで作業をするとすぐに飽きてやめてしまう。
④ 視線が合わない。
⑤ 片目を隠すと嫌がる。
⑥ 目の動きが気になる。
⑦ テレビを近くでみている。離れると見えにくいようだ。
⑧ 物を見るときに顔をしかめたり目を細める。
⑨ 物を見るとき、顔を傾ける。
⑩ 顔を回して横目で物を見る
⑪ 明るい戸外で片目をつぶる
⑫ 上目づかいで見る。
⑬ 3歳健診の視力検査がうまくできなかった。
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